Artist Profile
この壁紙の模様は、アルゼンチンのLaguna Manantialesという場所で発見された鉄隕石の断面の写真をもとに作りました。この幾何学的なパターンは八面体晶隕鉄においてみられる特有の構造で、ウィドマンシュテッテン構造と呼ばれています。高温から超長期間(100万年程度)かけて冷却されることで,オクタヘドライト中でニッケル・鉄合金のテーナイトが高温から徐冷され,その面心格子に平行にカマサイトが析出するために、この様な模様が自然に生み出されるそうです。
1996年京都市立芸術大学にて修士課程修了。 現在ベルリンを拠点に活動。 空間と時間または次元をテーマにしたインスタレーション形式の作品を発表し、 国内外にて活動の場を広げている。
ダラス美術館(ダラス)、東京都現代美術館(東京)、ニューヨーク近代美術館(ニューヨーク)、国立国際美術館(大阪)
『AN EXTRA TRANSPARENT HISTORY』 (MOUSSE PUBLISHING /2015 年)、『DAIWA PRESS VIEWING ROOM VOL.09』(大和プレス/2010年)、『YOU MAY ATTEND A PARTY WHERE STRANGE CUSTOMS PREVAIL』 (タカ・イシイギャラリー/2006 年)等
【アートステイ那覇 ロビー階にて、作品集も閲覧できるようになっております。】
©kimura yuki