石垣島のグルメのひとつ「石垣牛」
石垣島といって初めにイメージされるのは、やはり石垣牛ではないでしょうか。
実は石垣牛は元々ブランド牛としてではなく、全国各地に存在している数多のブランド牛に成長する素牛として生育されていました。
それゆえ、知らず知らずに一度は石垣牛を食べる八重山郡においては日本本土に向けての子牛の出荷のみが畜産業のベースであり、牛肉の肥育はそれほど盛んに行われていませんでした。
しかし、石垣牛が子牛としての品質が高いこと、そして石垣島や八重山郡の畜産業を活性化させるという目的で地元でのブランド牛としての肥育が行われるようになったのです。
石垣牛が世間において最も注目を集めるようになったのは、2000年に沖縄で行われた沖縄サミットでした。
各国の首脳が集まる晩餐会で石垣牛が使用されたところその味に評判が集まり、それがきっかけとして国内だけではなく海外においてもその名が知られるようになったのです。